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サプケン!とは、サプリメント&健康の略語です。 文字通りサプリメントで健康になる為に、サプリメントを紹介します。
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「ケンコーコム」と「ウェルネット」が、薬事法に基づく厚生労働省の改正省令の施行で市販医薬品のインターネット販売が規制され、営業権が奪われるとして、省令の無効確認と取り消しを求める訴訟を東京地裁に起こした。


引用:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090525-00000130-jij-soci
薬事法に基づく厚生労働省の改正省令の施行で市販医薬品のインターネット販売が規制され、営業権が奪われるとして、医薬品ネット販売会社「ケンコーコム」(東京都)と「ウェルネット」(横浜市)が25日、省令の無効確認と取り消しを求める訴訟を東京地裁に起こした。
ケンコー社の後藤玄利社長らは都内で記者会見し、市販薬のネット販売禁止は過度の規制で、営業の自由を保障した憲法に違反すると主張。薬事法でネット販売は禁じておらず、法にない重大なルールを独断でつくったのは、「厚労省の暴走」としている。
市販薬のネット販売をめぐって、厚労省は2月、副作用の強さで3分類する薬事法規則の改正省令を公布。6月1日の施行日以降は、胃酸の分泌を抑える薬 「H2ブロッカー」や発毛剤などの1類と、風邪薬や妊娠検査薬などの2類について対面販売を求める。このため、ビタミン剤やうがい薬などの3類を除き、 ネットを使った通信販売が禁止される。 

この件については、私も厚労省の勇み足という気がする。

それだけではない、「こんにゃくゼリー」の件なども、国家権力の異常行使だと思えてならない。

過疎地のお年寄りは、薬局や薬店に足を運ぶ事が困難な人もいるし、欲しい薬が入手出来ない場合もある。

永田町や霞ヶ関を中心に生活していると、地方の現状など理解出来ないのであろう。

私は、「こんにゃくぜりー」の件も、なぜ野田大臣が口を挟んだのか理解出来ない。

政府や官僚は、クレーマーを容認し、クレーマーの屁理屈を尊重する。

野田大臣がクレーマーに同情した結果、我々消費者は「マンナンライフのこんにゃく畑(ハート型)」を入手する権利を失ってしまった。

国政と個人的な同情心を混同されては困るのだ。

「こんにゃく畑」に関しては、メーカーが形を変えて発売してくれたし、嗜好品ゆえに命や健康に関わる事ではない。

しかし、薬に関しては、健康に直接影響する。

下手をしたら命に関わる問題だ。

通販は、基本的に商店が在庫を持つ必要が無いから、町の薬局では入手できない薬も買う事が出来る。

よって市販薬に関しては、通販は必要だと思うのだ。

国が通販を禁止するなら、過疎地域に国営の薬店を作ってくれるのか?

不良在庫になる可能性の高い市販薬を、常時在庫してくれるのか?

薬品の通販が無くなれば、困るのは過疎地域で生活する人たちである。

その人たちの買う権利を保障すると言うのであれば、今回の販売規制も容認するが、保障する覚悟がないのであれば、「厚労省の暴走」と言われるのは当然だと思う。

ナイチンゲールの言葉

フローレンス・ナイチンゲールは「天使とは、美しい花を撒き散らす者ではない、苦悩する者の為に戦う者の事である。」と語っています。

過疎問題や身体的事情に苦悩する人たちから、通信販売という入手経路を奪う事は、悪魔の所業だと思うよ。

ちなみに我が家のお向かいは薬局である。わたしは市販薬をお向かいさんから購入するから通信販売に頼る事は無いが、山間部の集落の人たちの暮らしを知っているので、医療品ネット販売規制はスルー出来ない問題だし、「自分さえ良ければ問題ない。」とは思えない。

医療品ネット販売規制を行う前に、離島や山間部の集落で先祖代々の土地を守っている人たちの生活も、考えて欲しかった。

マザー・テレサだって、「愛の反対は、憎しみではなく、無関心です。」って言ってますよ。

過疎地に暮らす人たちに無関心って事は、厚労省には愛が無いって事なんじゃないでしょうか。

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